人口減少時代の影響は?
目次
人口減少が引き起こすもの
2008年をピークに日本の人口は少しずつ減っています。
単純計算してみましょう。
合計特殊出生率(1人のの女性が一生で出産する子供の平均値)が
1.36人(2019年)だとすると、
人口を維持するのに必要な約2.07人で割ると(1.36/2.07=0.657)、
今後35%の人口減少が予想されます。
人口が35%減ると、
消費も35%減ります。
モノを作っても売れなくなるので、
生産も35%減るし、
流通も35%減ることになるでしょう。
生産・流通が減ると人員も必要なくなるので
労働力も35%減らす必要が出てきます。
またお店や企業が、売上を維持するためには、
値上げをしないといけないかもしれません。
公的なサービスの物価も上がるかもしれません。
さらに労働力が減るということは、仕事も減るということです。
まさに負のスパイラルに陥るかもしれません。
あくまで仮定の話なので、
必ずこうなるという訳ではないですが、
家計のやりくりが、
今より難しい時代になるのは予想できます。
人口減少により、
仕事が減って、物価が上昇する可能性があることは
頭に入れておいた方が良いですし、
どんな品目で影響があるのか、一度考えておくと
もしもの時に役立つはずです。